サロー |
ネックが共鳴胴を突き抜けて作られている弓奏弦楽器を スパイク・フィドル(spike fiddle) と呼んだりする。これは、アジア全域で作られている形状。サローもスパイクフィドルの構造を持つ。
弦を選ぶ時に弓に角度をつけるのではなく、楽器本体をクルリと回す方法が採用されている。これもアジアの弓奏楽器に多い演奏方法。
共鳴箱の胴体は椰子の実のカラ使っており、表面は木板。弦は2本。ネックの頭部には調弦用のペグが全面からV字形に突き刺さっている。ペグのシッポの部分ではなく首の部分に弦を巻きつけてあるのも特徴のひとつ。
演奏者は床にすわり、楽器も床に立てて演奏する。楽器本体をクルリと回す。
สะล้อ