Native american fiddle |
フィドルというのは英語圏の人が弓奏楽器を総称して使う言葉で、アパッチ族が使っていたということで「アパッチ・フィドル」とも呼ばれている。
もちろん、この名称は後から付けた英語名称であって、この楽器を先住民がなんて呼んでいたのかはよく分からない。「歌う木」という意味の名称だったようだけど・・・・。
胴体はアガベという草のようで木のような植物の茎を使っている。アメリカ大陸ではメキシコあたりを中心に自生している植物だという。
このフィドルは、ネックがないのでリュート属ではなくてチター属に分類されるべきかもしれないけれど、弓で弾く楽器ということで、このページに紹介させていただいた。胴体の表面にはカラフルな色付けがされていて、1本もしくは2本の弦を張ってある。
「弓矢の弓の形をした弓」で演奏する。