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ポケットに入れて持ち歩けるということで、ポケットバイオリン・・・フランスではそのまま ポシェット と呼んでいたらしい。まだ音響機器なんぞなかった時代、ダンスの教師なんかがポケットに入れてた。ダンス教室では、ポケットからおもむろに この細長いバイオリンを取り出して演奏。ツータカ・ツータカとメロディをかなでながらダンス指導をしていた。
とか、云うけれど・・・いくら小さくてもポケットに入るかな。細身ではあるけれど長さは通常のバイオリンとあまり変わらない。コートの内側にでっかいポケットがあれば、収まらないことはない。でも、わざわざポケットにいれて持ち歩く必要もあるまい。
ポケットに入るくらい小さな ・・・ という意味なんだろうと思うのだけれど、どうなんだろう。
2種類のデザインがある。
レベックの形状を採用したもの(上)と、バイオリンの形状を採用したもの(下)。いずれにしても、4弦の通常のバイオリンと同じ演奏方法である。