Web楽器事典 Vol . 3 (弓奏楽器編)
弓で擦って音を出す弦楽器。 リュート形の弓奏楽器。
擦弦楽器/弓奏楽器
ラバナストロン説
スコップ型の弓奏楽器
アイロムページ
2014年9月15日月曜日
タイの弓奏楽器
タイの弓奏楽器(擦弦楽器)
ソー・サム・サイ / ソー・ドゥアン / ソー・ウー / サロー / ソー・グラポーン
次の投稿
前の投稿
ホーム
弦鳴楽器(弦楽器)
├
撥弦楽器
(はつげんがっき)
│
├
リュート属
│
├
チター属
│
└
ハープ属
│
├
擦弦楽器
(さつげんがっき)
│
└
弓奏楽器
(きゅうそうがっき)
│
├
リュート属
│
└
チター属
│
└
打弦楽器
(だげんがっき)
弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。
(1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。
(2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。
(3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。
で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。
そうです。その通り。
じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。
例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。