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2023年8月19日土曜日

インドの弦楽器(弓でこする)

 

Indian bowed string instruments

1. dilruba 

2. sarangi

3. esraj

4. mayuri veena(taus)

5. kamaicha

6. ravanhatta

7. sarinda


2022年12月18日日曜日

インドの弓奏楽器は弦がいっぱい

 ディルルバ dilruba

ディルルバ dilruba
ディルルバ
ディルルバはインドの弓奏楽器。
胴の表面には皮を張ってあり、同じくインドのエスラジとよく似ている。ネックがとても太い。太いネックのアーチ状のフレットがあり、フレットのしたには共鳴弦がいっぱい(20本ほど?)張り巡らされている。共鳴弦が張り巡らされているのはインドの弦楽器の特徴ではあるけれど、ディルルバは、もうこれ以上、糸巻きペグを付けるスペースがないぞ、というくらい共鳴弦だらけだ。

フレットは指板上にくっついていないので弦を押さえるとチョーキング(ピッチベンド)がかかる・・・はずなのだけど、なぜかあまりチョーキングを多用しないみたい。
ほとんど一本の弦を擦りつけて鳴らす。弦を押さえる左手の指は一本の弦の上を滑らすようにして なだらかに音程を変える。
ディルルバは主にインドの北部での呼び名のようで、エスラジという少し本体部が小柄になった楽器もある。


2021年4月8日木曜日

インドの楽器/民族楽器

 サリンダ

The sarinda is a Indian Bowed string instrument.
It is played with a bow and has between ten and fifteen strings. The bottom part of the front of its hollow wooden sound-box is covered with animal skin.

sarinda サリンダを演奏している男性のイラスト

サリンダは弦楽器のインドの擦弦楽器。
それは弓で演奏され、弦の数は定まっておらず多いものでは15本ほどの弦を持っている。 中空の木製サウンドボックスの前面の下部は、動物の皮で覆われている。
インドには、古来よりドドロバナム (dhodro banam) という楽器があり、サリンダは この楽器がルーツであるといわれている。


インドの楽器:ドドロバナム (dhodro banam) のイラスト

ドドロバナムは、サンタール人(Santhal people)によって宗教的儀式に広く使用していて、サリンダはこの楽器がもとになったようだ。
スコップの様な形や、胴体の先端部分に皮を張ってあるという特徴は、サリンダだけではなくインド周辺の国・地域の楽器でも見られる。


Web楽器事典

2020年12月6日日曜日

タウス / ディルルバ / エスラジ

 タウス taus

タウス taus を演奏する女性のイラスト
タウスは、パンジャブ州の北インド地域の擦弦楽器。シーク教徒の6番目の教祖である Guru Hargobindによって作られた。
20本ほどのアーチ型金属フレットを備え 孔雀の体と首をデザインしていて 孔雀の本物の羽根も飾られている。 共鳴弦を含めると28-30本の弦が太くて長い木製ネックに張られている。


ディルルバ dilruba

インドの弦楽器、ディルルバ dilruba
ディルバはタウスに由来し、10番目のシーク教徒の Guru Gobind Singh によって作られた。ディルバはタウスのコンパクトバージョンになるように設計されており、シーク教徒の軍隊が馬に乗って運ぶのをより便利にしていいる。


エスラジ esraj

インドの楽器、エスラジ esraj
エスラジはディルバをさらに改良したもの。

(以上は Wikipedia を参照)




2020年2月5日水曜日

インドの弓奏弦楽器

インドの弦楽器はメロディを演奏する弦の他に 共鳴用の弦が張られているのが特徴。
プルバンビーナの様に単純な構造のものもあるが、ほとんどの楽器はたくさんの共鳴弦を備えている。
Indian bowed instruments



2018年10月4日木曜日

ラバナハッタ ravanhatta

ラバナハッタ ラーヴァナハッタ Ravanhatta (Ravanahatha) を演奏する人のイラスト
ラバナハッタ(ラバンハッタ ) ravanhatta
ラバナハッタ(ラーヴァナハッタ)は、一般民衆で使われているインドの楽器。弓で弦をこすって演奏する「弓奏弦楽器(擦弦楽器)」で多くは歌の伴奏として愛用されている。

The ravanahatha's sound box may be a gourd or coconut shell, with a membrane of stretched goat. a neck of bamboo or wood is attached.
サウンドボックス(音響胴)は瓢箪やココナッツの殻で出来ていいて、表面は獣(ヤギなど)の皮を張り付けてある。ネックは竹、または木の筒で出来ている。
インドの弓奏弦楽器

2018年8月15日水曜日

カマイチャ ( kamaicha / khamaycha )

カマイチャ ( kamaicha / khamaycha ) インドの弦楽器
カマイチャ
インド(主に北西部のラジャスタン州 Rajasthan)の弦楽器。弓で弦を擦って音を出す。

Kamaicha, one of the oldest bowed instruments, is the heart and soul of the, this Rajasthani folk music.
とても古い歴史のある弓奏弦楽器カマイチャは ラジャスタン民族音楽の魂。

3本のガット(動物の腸からできた弦)がメロディ弦で、メロディ弦の下には10本以上の金属製共鳴弦もはられている。

2015年1月10日土曜日

チカラ

チカラ: ベンガル地方の弓奏楽器
チカラ
チカラはインドの弓奏楽器。インドの北部(ベンガル地方など)なで使われている。
日本語カタカナの名称として定着していないようなので、実は「チカラ」正しい発音か、もしくは近い発音かがよくわかっていない(ここでは、Chikara を チカラとした)。

インドの弦楽器のほとんどは胴体に皮張り。チカラもそのひとつで、ネックと胴を丸ごと繰り抜いてあって胴部分に皮を張ってある。そして、指板に弦を押さえこむのではなく、弦に指を(指の爪を)押し当てて弦が響く有効長さを調整する。サーランギやコブズも同じような方法であって、アジアの弓奏楽器にはよくある演奏形態。
メロディは太い3本の弦で、その下に数本の細い共鳴弦が張られている。

Chikara という名前は、インドの北部では弦楽器の総称でもあるようなので、Chikara と呼ばれている楽器は他にもいろんな形状があるようだ。

2013年10月1日火曜日

プルバン・ビーナ

Indian musical instrument. pulluvan veena.
プルヴァンビーナ Pulluvan Veena 
インドの歴史を分かっていない者が、いろいろと書き連ねることはできない。
ただ、プルバンビーナは皮を張った1弦の楽器であること、歌の伴奏として使われていることぐらいはWebで調べれば分かる。
pulluvan がインドでどのような生活をしているのか分かっていないし、カースト制度がどういうことなのかも詳しく知らない。pulluvan は放浪で音楽演奏をしている人達・・・。残念ながらそれ以上は分からない。ただ、その人達はこんな楽器を使っているとくらい。
(あはは、まったく解説になっていない)
Veena というのはインドで楽器の総称であったということは知っている。なので、この1弦フィドルにその名が残っているのだろう。

2013年8月25日日曜日

キングリ

Indian bowed instruments : Kingri or Ektara
Kingri
グリコが販売しているサプリメントが何種類かあって、その中でパッケージに金色のラベルを貼ってあるのがエキストラ・アミノ・アシッドという商品。
金色でグリコなので、略して「金グリ」と言うらしい。
驚異の回復力を目指す人におすすめだという。

インドには弦楽器がいっぱいあって、素焼きの胴体に皮を張ってあるのがキングリ(Kingri)である。
略さなくてもキングリである。丼鉢に皮を張って、棒を突き刺したという作り。弦は1本。この楽器を弾いても驚異の回復力はない、おそらく。ただし、得体の知れぬインドの魔力によって驚異の演奏技術が身につく可能性はある。


2013年4月9日火曜日

ベラバハール

ベラバハール belabaharr
ベラバハール belabaharr
ベラバハールはインド作られた楽器。「西洋のバイオリン」と「インドの伝統楽器サーランギ」ひとつにしたとか。なるほど、楽器全体はバイオリンの風貌であるが、ボディ表面は皮張りでインド人が大好きな共鳴弦がびっしりと張り巡らされている。

Gandharva とかいう人の創作楽器だという。どんな音楽でも奏でられるというのが謳い文句。
メロディ弦は5本で、共鳴弦は22本。
そして、弓はまさしくバイオリンの弓。世界に数ある弓奏楽器の中でも、このバイオリンの逆反り形状の弓はとても優れているのだろうな。量産もされているだろうから入手しやすい。あらゆる伝統楽器の弓に取って代わって使われているようだ。

2013年2月24日日曜日

ラヴァンハッタ

インドのラヴァンハッタ(ラヴァナハッタ)
インドのラヴァンハッタ(ラヴァナハッタ)
この楽器は、カタカナ語としての日本語が統一されていない。
 va をカタカナにする時は、バイオリンも同じで 「バ」であったり「ヴァ」であったりするのはご存知の通り。英語ならまだしも、インドの楽器をカタカナにするのは、無理があるに違いない。
「ラバナハッタ」 「ラーヴァナハッター」であったり「ラヌワタ」とかもある。
現地の発音を日本語カタカナにした場合。いったん英語表記になってから日本語カタカナになった場合など、いろいろあるから厄介だ。

前置きが長くなった。
表題の楽器名を使うとして・・・ラヴァンハッタは、インドの弓奏楽器。ココナツの胴体と竹のネックでできている。たくさんペグ(糸巻き)が付いているのだけれど、メロディ用の弦は1本だけ。その他はドロー弦と共鳴弦だ。
インドの北西部で一般民衆に使わてれおり、YouTubeでも、露天商のお兄さんが店頭でこの楽器を鳴らして客よせをしている映像があったりする。
ラヴァンハッタ独自の個性的な部分を二つ紹介すれば・・・・
(1)メロディ弦は馬のシッポであること。普通、弓に馬のシッポを使うがラヴァンハッタは弦も馬だ。
(2)弓に鈴をつけている場合がある。弓の折り返しの時にチャラチャラと鳴り響いてリズムを刻む。


2012年9月6日木曜日

タウス

インドのタウス ταώς
インドのタウスはクジャクの形をした胴体を持つ
ταώς はギリシャ語でクジャクのこと。インドの楽器になぜギリシャ語の名前がついているのかよくわからないけれども。

2010年9月5日日曜日

サリンダ

インドのサリンダスコップの形をした弓奏楽器は中近東からインドにかけて広く使われている。それぞれ国や地域ごとに固有の名前を持っていて、インドではサリンダと呼ばれる。

スコップの形といってもサリンダは首が太くて短い。カッコいいか悪いかとの問には、残念ながらカッコ悪いと応えざるをえないな。
弦の数は決まっておらず、主弦は3本だったり4本だったり。また、十数本の共鳴弦を付けているものや、共鳴弦をまったく持たないものもある。

ペルシャ方面から伝来したようで、主に、西インド、北インドあたりでよく使われている。弾き語りの伴奏としての用途が多い。
そういえば、バイオリンで弾き語りは無理だね。アゴに挟むので唄を歌うことはちょっとできない。サリンダは膝に乗せて立てて演奏するので、演奏者のアゴは動く。よかったよかった。

* サリンダの投稿は、このサイトの画像を使用させていただいております。

エスラジ

インドのエスラジ
ベンガル地方というのはどのあたりなんだろう。インドの・・・東の方ですな。エスラジはそのあたりの楽器です。

4本のメロディ弦があるのだけれども、4本の弦をフル活用するというより1本の弦の上を行き来させて演奏することが多い。当然ハイポジションをよく使う。
さらに、フレットでしっかりと弦を押さえこんで音を固定させるのではなくて、弦の上をスライドさせてひく。だから、メロディラインがなだらかというか、クニョクニョした感じ。
いや、逆だね。クニョクニョしたメロディにしたいので、1本の弦上をゆらゆらとスライドさせてるのだろうね。

エスラジとディルルバの違いは私にはよく分からない。エスラジの胴は丸っこくて、ディルルバは四角いという外見上の違いは誰にも分かる。でも、どちらも同じような演奏方法だし、同じような音質に聴こえるのだけれども(専門家はちがうと言うかもしれないけどね)。

2010年8月28日土曜日

カマイチャ

インドのカマイチャ
ペルシャ(現在のイランあたり)にはカマンチェ(Kamanche)
トルコにはケメンチェ(Kemenche)
そしてインドには、このカマイチャ(Kamaicha)がある。
よく似た名前で、いずれも弓で弦をふるわせる弓奏楽器だ。

むかしむかし、ペルシャが東にも西にも広大な勢力を振るっていた頃、その音楽文化はインドにも影響を与えていたに違いない。
おそらく、ペルシャのカマンチェがとてもよくできた楽器で、他の地域にもそれを真似てたくさんの派生楽器が作られて音楽を楽しんだのだと思う。

カマイチャは胴に皮が張ってあり、弦はスチールであったりガットであったりする。インドの西北部あたり、パキスタンに近い地域でよく使われる楽器。「職業的歌手が弾き語りに用いる楽器である」と書かれている文献もあった。
ということは、アメリカでいうならピートシーガー、日本でいうなら高田渡みたいなフォークシンガーがギターならぬカマイチャを奏でながら街角やライブハウス(?)で音楽活動をやっている・・・という感じか・・・違うかぁ・・・。

2010年8月23日月曜日

ディルルバ

ディルルバ
ディルルバはインドの弓奏楽器。
胴の表面には皮を張ってあり、同じくインドのエスラジとよく似ている。胴の形を見ると、エスラジは「ムンクの叫び」に似た長丸で、ディルルバは「食パンマン」に似ていて、ご覧の通り四角い。

フレットはアーチ状になっており、指板上にくっついていないので弦を押さえるとチョーキングがかかる・・・はずなのだけど、なぜかあまりチョーキングを多用しないみたい。
ほとんど一本の弦を擦りつけて鳴らす。弦を押さえる左手の指は一本の弦の上を滑らすようにしてなだらかに音程を変える。
共鳴弦が張り巡らされているのはインドの弦楽器の特徴ではあるけれど、ディルルバは、もうこれ以上、糸巻きペグを付けるスペースがないぞ、というくらい共鳴弦だらけだ。
ネックがやたら太いのは演奏用のメロディー弦のためではなくて共鳴弦にスペースをとられているのだね。

2010年8月14日土曜日

サーランギ

ネパールのサーランギネパールのサーランギ。
木をスコップような形に丸ごと削り出して作ってある。胴の表面には二箇所の穴があるがブリッジが配置される部分には動物の皮(羊の皮らしい)を張り付けてある。

弦は4本。弦はブリッジのところで一箇所にまとまっており、弓で4本まとめてこする。左手でメロディを担当しながら、ずっと和音を奏でているわけだ。
弦長を調節して音程を変える方法はインドのサーランギと同じ。弦を上から押さえつけるのではなく、左手の爪で横から弦に触れる。

ネパールのサーランギは、インドで使われているサーランギとは違う種類の楽器。どちらかと云うと、インドの楽器ならばサリンダに近い。また、カザフスタンのコブズもとてもよく似た構造をしている。
スコップ型の弓奏楽器について ...

2010年8月13日金曜日

サーランギ

インドのサーランギインドのサーランギ。
ネパールにもサーランギという名の弓奏楽器があるが、この角張った箱型のものはインドで演奏されている。
イスラム王朝の宮廷で発展した北インド古典音楽(ヒンドゥースターニー音楽)では重要な役割を担う楽器。

メロディを弾く弦は3本だけど、共鳴用の弦が数十本張り巡らされている。
特徴として最たるものは、弦の押さえ方だろう。いや、正確には押さえるのではなくて「あてがう」なのだけれど。
バイオリンは指の腹で指板に弦を押さえこむ。二胡などは指板が無いのだけれど指の腹で弦をギュッと押さえる。
さてさて、サーランギはというと、爪だ。爪のはえ際あたりで弦に横から(上からではなく)圧力を加える。痛そう。痛そうだけど、これが流儀なのだから門外漢は意見を述べるのはよすことにしよう。
弦鳴楽器(弦楽器)
├ 撥弦楽器(はつげんがっき)
│ ├ リュート属
│ ├ チター属
│ └ ハープ属
│
├ 擦弦楽器(さつげんがっき)
│ └ 弓奏楽器(きゅうそうがっき)
│ ├ リュート属
│ └ チター属
│
└ 打弦楽器(だげんがっき)
弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。
(1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。
(2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。
(3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。
で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。
そうです。その通り。
じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。
例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。 ハーディガーディ
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。