Indian bowed string instruments
1. dilruba
2. sarangi
3. esraj
4. mayuri veena(taus)
5. kamaicha
6. ravanhatta
7. sarinda
弓で擦って音を出す弦楽器。 リュート形の弓奏楽器。
1. dilruba
2. sarangi
3. esraj
4. mayuri veena(taus)
5. kamaicha
6. ravanhatta
7. sarinda
ガイチャクは、イラン/アフガニスタン/パキスタン/タジキスタンなどで使われている弓奏楽器弦。
胴体は一体の木から削り出されており、二つのチャンバー(音響のための空洞)を持つ。一つのチャンバーはオープンで、もう一つは皮張りでブリッジが置かれる。
下記のような、チェロを模したような低音のガイチャクもある。
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Calabrian lira |
カラブリア リラ (リラ カラブレーゼ) は、イタリア南部のカラブリア州の伝統的な弦楽器。
古い時代の楽器だけれども、この楽器を復活させ新しく制作するメーカーもあるらしい。
The Calabrian lira (lira Calabrese) is a traditional bowed string instrument characteristic of some areas of Calabria, region in southern Italy.
リジェリカは、クロアチアの弓奏楽器。弦は3本で、膝に立てて演奏する。
12世紀またそれ以前は リラもフィドルと同様に 弓奏弦楽器としての総称として使われたようだ。この楽器もリラという弓奏楽器弦ということで「クロアチアン・リラ」とも呼ばれる。
ガドゥルカ (ブルガリア語: гъдулка) は、ブルガリアの伝統的な弦楽器。
3本のメロディ弦を持ち、その下に共鳴用の弦が10本(またはそれ以上)が張られている。
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ガドゥルカは膝に立てて演奏する |
ニッケルハルパは、スウェーデンの民族楽器で 弓で弦を擦って音を出す。特にウップランド地方(Uppland)では、古くからニッケルハルパによる音楽が受け継がれているという。
棒状のキーを押すと、小片(タンジェント)が弦を押さえ、フレットの役割として振動する弦長を変更するようになっている。
たくさんの弦が張られているが、弓を当てて演奏する弦は4本。他の弦は共鳴弦だ。
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ディルルバ |
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インザドを演奏するトゥアレグの女性 |
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王女アンリエットの肖像 |
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ウイグルの伝統的衣装で ギジャクを演奏 |
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薄い木板を組み合わせたポシェット |
ポシェットは、弓を使う弦楽器。それは、ポケットに収まるように設計されたおり細く小さな音響胴を持っている。そのため一般名は「ポシェット(ポケットの意)」と呼ばれている。本当にポケットに入れて持ち歩いたかは疑問があるが。
小さなバイオリンであるため、子供向けとも誤解されることもあるようだが、大人のために考案されている。
ポケットフィドルとも呼ばれ、15 世紀頃から 19 世紀頃にかけて...特に1800 年代に人気があった。宮廷や貴族の舞踏での伴奏、また、ストリート ミュージシャンにも使われた。
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舟型に削り出したポシェット |
ポシェットには様々な形があり、木の板を音響箱に組み合わせたもの(つまり、現在のバイオリンと同じ作り)や、木材を舟ような形に削り出したタイプ(sardinos)がある。
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弦を擦って音を出す楽器 |
ヨーロッパのルネッサンス時代・バロック時代の弦楽器として ビオラ・ダ・ガンバは、よく知られている。
スカ suka
スカは ポーランドの古い時代の楽器。英語でポリッシュ・フィドル(Polish fiddle)とも呼ばれている。
近代では使われなくなっていたが、製作図面が残っており愛好者が復活させ、少数の演奏者がいる。
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ポーランドのスカ |
ポーランドでは、少なくとも10世紀から、初期の形のバイオリンや、弦を弓で導くことによって音が得られる他の楽器が知られています。現在、主に考古学的発見のおかげで、ポーランドで生き残ったいくつかのユニークな弦楽器の構造が知られています。1985年にプウォックで掘り出された15世紀の6弦楽器などのオリジナルの楽器は、プウォックフィドルとして知られています。スカは最も長く使用されていましたが、19世紀にはまだ民族楽器として使用されていました。その起源またはその有病率の程度についての特定のデータはありません。(以上はSukaについて ポーランド語Wikipediaより)
タイランドの弦楽器
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一斗缶がボディのソーピープ |
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Apache fiddle |
この形状の弦楽器は、古い時代にリラとかライアとか呼ばれていた形。いわゆる竪琴であるが、これを弓で弾くという楽器がヨーロッパにある。特に北欧で愛された楽器だ。
弦をこすって音を出す弦楽器は一般的には「有棹弦楽器」とかいう聞きなれない名称が付いていて、棹(さお:つまりネックのことだね)があるのが普通だが、ここで紹介する楽器はリラ(竪琴)の形をしていて、棹(ネック)が無い。
現在では、ほとんど廃れてしまった楽器であるが、復活させて楽しんでいるミュージシャンもいる。
jouhikko |
shetland gue |
crwth |
インドネシアのガムランは、青銅や木製の打楽器を中心に演奏する民族音楽を指す名称。
ガムランの楽器は、他の音楽では ほとんど使うことがない個性的で独創的なものが揃っている。
打楽器中心であるが、弦楽器もある。その一つがルバブ。
床に立てて演奏するガムランのルバブ |
The kongahyan is an Indonesian musical instrument played by drawing a bow across one or more strings.
コンガヤンは、インドネシアの楽器、2本弦を弓で擦って演奏する(弓奏楽器)この楽器は、それらの島々でのショーのために演奏される。
音域の違いによって、スコン、テヤン、コンガヤンがあり、これらの中でコンガヤンは一番高い音域を持っている。
コンガヤンは、中国の楽器(二胡)が伝来したのだと思われる。
本体音響箱は、竹、またはココナッツの殻でできており、現在ではココナッツの殻が多く使われている。
音域の違いによって、スコン、テヤン、コンガヤンがあり、これらの中でコンガヤンは一番高い音域を持っている。
Ghaychak (Qaychak) is a bowed stringinstrument used in Iran, Afghanistan, Pakistan and Tajikistan.
The Kamancheh (Kemanche) is a bowed string instrument used in Persian, Azerbaijani, Armenian, and Kurdish music.
カマンチェ (ケマンチェ ) は、主にイランで使用されている弦楽器。古代ペルシャを始めペルシャ、アゼルバイジャン、アルメニア、クルドの音楽で愛用されている。
The Kobyz (Qobyz) is an ancient Turkic peoples string instrument. It has two strings made of horsehair.
Traditionally kobyzes were sacred instruments, owned by shamans.
シャーマン(shaman)というのは、霊能力をで、病人や人間関係の問題を解消する役割をもった人のことをさす。日本語では、巫師・祈祷師とか呼ばれる。
祈祷には、音楽がその役割を果たすことがあるが、このコブズも古来よりシャーマンが保有する楽器だったようだ。
コブズは、中央アジアやトルコなど広域に住んでいるテュルク系民族の楽器で カザフスタンの楽器として紹介されることが多い。弓で擦って音を出す楽器であるが、伝統的には弦も馬の毛を使っている。
サリンダ
The sarinda is a Indian Bowed string instrument.
It is played with a bow and has between ten and fifteen strings. The bottom part of the front of its hollow wooden sound-box is covered with animal skin.
豪絃(ごうげん)は三味線を大型化して、低音にしたもの。特殊な楽器なので一般化している楽器ではない。
4代目・杵屋佐吉(きねやさきち 1884年 ~ 1945年)
1922年 (大正11年)、低音三味線(セロ三味線)、1923年末にはその三味線のコントラバス版ともいえる低音大三味線(豪絃 ごうげん)を考案。
また、三味線と洋楽との合奏や、三絃協奏曲といったコンチェルト形式の楽曲も始めている。
スパイク・フィドル(spike fiddle)は、音響ボディの中をネックがエンドピンまで貫いた構造になっている弓奏弦楽器の総称。
世界各地にこの構造を持つ楽器が存在するが、ギジャクもそのひとつ。
クレタン・リラ (Κρητική λύρα) は、ギリシャ南方の地中海に浮かぶ島、クレタ島の弓奏弦楽器。
形状や演奏方法などからトルコの ケメンチェ などと同じ系統の楽器のようだ。
バイオリンなどのように、指板に弦を押さえつけて音程を変えるという方法ではなく、弦の横から指の背面(爪)を弦に押し当てて音程を変える。
クレタンリラの形状のまま、図体を大きくしてチェロのように脚の間に挟むようにして演奏するものもあり、ジャイアント・リラと呼ばれているようだ。
「プウォックのフィドル」という名前の通り、ポーランドのプウォック旧市街で考古学研究の最中に掘り出され発見されたという楽器。16世紀に作られたものだという。
その現物は、ミュージアム(Muzeum Mazowieckim)行きとなり展示物になっているようで、現在のプウォック・フィドルはバイオリン工房で復活させた。
楽器全体は、アルダー(ハンノキの仲間)や白樺でできており、弦は6本。膝に載せて立てた状態で演奏する。
オリジナルのプウォックフィドル にはテールピースは無く、弦はヒモに結び付けられていたようだ。
弦鳴楽器(弦楽器) ├ 撥弦楽器(はつげんがっき) │ ├ リュート属 │ ├ チター属 │ └ ハープ属 │ ├ 擦弦楽器(さつげんがっき) │ └ 弓奏楽器(きゅうそうがっき) │ ├ リュート属 │ └ チター属 │ └ 打弦楽器(だげんがっき) | 弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。 (1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。 (2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。 (3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。 で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。 そうです。その通り。 じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。 例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。
![]() ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。 |