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apkhyarta |
Apkhyartaは、黒海近くのアブハズ地方で使われているネックを持つ弦楽器です。
Apkhyarta is a two-stringed instrument with a narrow spindle-shaped frame, played with a bow and usually carved from alder wood.
Apkhyartaは、弓で演奏する弦楽器。通常はアルダーウッド(ハンノキ)を紡錘形に削り出し、2本の弦が張られています。
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apkhyarta |
弦鳴楽器(弦楽器) ├ 撥弦楽器(はつげんがっき) │ ├ リュート属 │ ├ チター属 │ └ ハープ属 │ ├ 擦弦楽器(さつげんがっき) │ └ 弓奏楽器(きゅうそうがっき) │ ├ リュート属 │ └ チター属 │ └ 打弦楽器(だげんがっき) | 弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。 (1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。 (2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。 (3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。 で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。 そうです。その通り。 じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。 例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。 |