2018年4月13日金曜日

ニッケルハルパ nyckelharpa

スウェーデンのニッケルハルパ nyckelharpa ( keyed fiddle , key harp )
nyckelharpa
A nyckelharpa is a traditional Swedish string instrument.
Its keys are attached to tangents which, when a key is depressed, serve as frets to change the pitch of the string.
ニッケルハルパはスウェーデンの伝統的な弦楽器。
キーを押さえて弦の長さ(音のピッチ)を変えるようになっている。

"nyckel"はキーで、 "harpa"はハープ。漢字で書くと「鍵琴」となるかも。英語では "keyed fiddle"とか "key harp"と呼ばれることもあるらしい。


弦鳴楽器(弦楽器)
撥弦楽器(はつげんがっき)
リュート属
チター属
ハープ属
擦弦楽器(さつげんがっき)
弓奏楽器(きゅうそうがっき)
リュート属
チター属
打弦楽器(だげんがっき)
弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。
(1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。
(2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。
(3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。
で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。
そうです。その通り。
じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。
例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。 ハーディガーディ
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。