2023年3月2日木曜日

ブルガリアの弦楽器

ガドゥルカ gadulka

ガドゥルカ (ブルガリア語: гъдулка) は、ブルガリアの伝統的な弦楽器。
3本のメロディ弦を持ち、その下に共鳴用の弦が10本(またはそれ以上)が張られている。


ブルガリアの楽器。ガドゥルカ gadulka гъдулка
ガドゥルカは膝に立てて演奏する
この楽器の祖先は、9世紀 ビザンチンの弦楽器だと云われている。
ガドゥルカ以外にも、少し形状の異なる楽器が数多くあり、イタリアからバルカン半島諸国、さらにトルコやウクライナにも同じ祖先を持つ兄弟楽器がある。

兄弟楽器は下記のような特徴がある。
弦が3本の弓奏弦楽器。膝に立てて演奏する。ナットが無く糸巻きの棒から直接弦がブリッジまで延びている。弦を爪で横から押さえる演奏方法。


弦鳴楽器(弦楽器)
撥弦楽器(はつげんがっき)
リュート属
チター属
ハープ属
擦弦楽器(さつげんがっき)
弓奏楽器(きゅうそうがっき)
リュート属
チター属
打弦楽器(だげんがっき)
弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。
(1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。
(2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。
(3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。
で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。
そうです。その通り。
じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。
例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。 ハーディガーディ
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。