2014年10月5日日曜日

ソー・バン

ソー・バン saw bang ซอบั้ง
ソー・バン sawbang
東南アジアでは竹で作られた楽器が多い。音階の出る打楽器あり、弦楽器でははじくもの、弓で擦るものなど様々。
ソー・バン(saw bang , ซอบั้ง)は、弓で擦って音を出す。タイで使われている手作りの楽器。

Wikipediaに Saw bang の記載があったので、引用させてもらいました。
英語なんだけど、まあ適当に和訳。
The Saw bang is a bowed musical instrument.
It differs from a related Saw by using only bamboo for its sound box and skull fiddle.
It is sun-dried and then the bark is taken off.
The other side of the cylinder has a piece of small wood. that raises two cord lines made from bicycle brake cables.
The Saw bang has two strings.
ソー・バンは弓奏楽器。
サウンドボックスとヘッドを持つフィドルとは異なる。
竹は日干しにして、表皮を剥ぐ。穴を開け、弦は2本のペグに繋がっている。
筒の一方のはしっこでは、小さな木片で、自転車のブレーキケーブルから作られた弦を支えている。
ソー・バンは2本の弦。
弦鳴楽器(弦楽器)
撥弦楽器(はつげんがっき)
リュート属
チター属
ハープ属
擦弦楽器(さつげんがっき)
弓奏楽器(きゅうそうがっき)
リュート属
チター属
打弦楽器(だげんがっき)
弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。
(1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。
(2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。
(3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。
で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。
そうです。その通り。
じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。
例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。 ハーディガーディ
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。