musical saw |
本物の写真よりイラストのほうが、なんかほら色っぽく見えるのはなぜなんだろうな。
イラストは本物ではないので、イラストより、さらにスケベ映像を本物を脳みその中で創作しているから。
それは、素っ裸より、ちょっとした薄手のものを着ているほうが色っぽいというのに通づる。
・・・色情事典ではではないので、フトモモの話は、また別の機会としよう。
フトモモに挟んでいるのはミュージカル・ソウである。シンギング・ソウとも言うらしい。
西洋ノコギリではあるが、楽器専用に刃が無いものが作られている。刃があっても飾りであってギコギコと木材を切ることはできない。
弓で擦るか、スティックで叩く。
「~」の形に曲げて、その曲げ具合で音程の高い低いを作っていき、ノコギリを細かく震わせるとビブラートを出すことができる。とはいえ、音程のとらえどころがないので、音の高さは感覚的に掴む必要がある。
音程のとらえどころがないということは、どんな高さの音でも出せるということでもある。1オクターブを12等分とかいうデジタル分割ではなく、1オクターブを無限に分割した音程を出せるということ。熟練すればどんなキー(調)でもいける。転調もOKだし、アラブの音階も、インドの音階も、タイの音階もOKだ。
いい音か気持ちの悪い音かは意見が分かれるだろうが、他の楽器にはない独特の音色であることは間違いない。ただし、女性のフトモモより色っぽい音は出せないかもしれない。