2014年3月13日木曜日

ミュージカル ソウ

ミュージカル ソウ
musical saw
色っぽいフトモモである。
本物の写真よりイラストのほうが、なんかほら色っぽく見えるのはなぜなんだろうな。
イラストは本物ではないので、イラストより、さらにスケベ映像を本物を脳みその中で創作しているから。
それは、素っ裸より、ちょっとした薄手のものを着ているほうが色っぽいというのに通づる。

・・・色情事典ではではないので、フトモモの話は、また別の機会としよう。

フトモモに挟んでいるのはミュージカル・ソウである。シンギング・ソウとも言うらしい。
西洋ノコギリではあるが、楽器専用に刃が無いものが作られている。刃があっても飾りであってギコギコと木材を切ることはできない。
弓で擦るか、スティックで叩く。
「~」の形に曲げて、その曲げ具合で音程の高い低いを作っていき、ノコギリを細かく震わせるとビブラートを出すことができる。とはいえ、音程のとらえどころがないので、音の高さは感覚的に掴む必要がある。
音程のとらえどころがないということは、どんな高さの音でも出せるということでもある。1オクターブを12等分とかいうデジタル分割ではなく、1オクターブを無限に分割した音程を出せるということ。熟練すればどんなキー(調)でもいける。転調もOKだし、アラブの音階も、インドの音階も、タイの音階もOKだ。
いい音か気持ちの悪い音かは意見が分かれるだろうが、他の楽器にはない独特の音色であることは間違いない。ただし、女性のフトモモより色っぽい音は出せないかもしれない。

弦鳴楽器(弦楽器)
撥弦楽器(はつげんがっき)
リュート属
チター属
ハープ属
擦弦楽器(さつげんがっき)
弓奏楽器(きゅうそうがっき)
リュート属
チター属
打弦楽器(だげんがっき)
弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。
(1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。
(2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。
(3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。
で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。
そうです。その通り。
じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。
例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。 ハーディガーディ
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。