ガドゥルカ(gadulka)はブルガリアの弓奏楽器。弦の数は一定ではない。メロディ用の弦は3本で、共鳴用の弦が6本~10本張られている。
共鳴胴・ネック・ヘッドはつなぎ目なしの一体で、楓や胡桃の木をまるごと削り出して、共鳴板を表にはりつけてある。底は丸っこくて、ちょうどスプーンのような感じ。
座って演奏する時は膝の上、立って演奏する時はストラップで吊り下げて、いずれの場合も楽器は垂直にして演奏する。弓は鉛筆と同じような持ち方だね。
テンポが早くてリズム感のある曲でダンスの伴奏として使われることが多いようだ。