ビオラ ダ モーレ |
目隠しをした女性がヘッドに彫刻されていたりする。ヨーロッパの古い楽器には 「愛の」という意味の d'amore がついた楽器がありますね。オーボエ・ダモーレ(Oboe d'amore)とかいう木管楽器があったりする。で、ビオラ・ダモーレ(Viola d'amore は愛のビオラ。
それにしても、女性の顔が彫刻されていたりすると、なんかリアルでちょっと気軽に弾けない感じ。神聖な心持ちで奏でなければならぬ。
弦は10本以上あるけれども、メロディを弾くための弦は6本ほど。あとは共鳴用の弦が仕込まれている。
バロック時代(1700年ごろ)に使われた楽器で、現在のバイオリンのように肩に載せて弾く。
ノルウェーでは現在も演奏されている民族楽器で、ハーディングフェーレというのがあるが、これはビオラ・ダモーレから派生したものらしい。