4本の弦を持つ 弓奏弦楽器
バイオリン Violin
4本弦の弓奏楽器といえば、バイオリン。
音の良さは、バイオリン個々の性能よりも、弾き手の能力がとても大きい。安物の量産バイオリンでも、奏者のテクニックによっていい音が出る。
ストロー バイオリン Stroh violin
大きな音が出るように管をつけたバイオリン。
大きな音だけではなく録音に向いていた。録音装置の性能が低い時代、指向性の高い楽器は有効だったのだろう。
キット Kit
持ち運びが簡単なバイオリン。
ポケットに入るかどうかはわからないけど、ポケットバイオリンという名前もある。ダンスの伴奏などに使われていたとか。
チェロ Cello
男性の声に近い音程。古くから似た楽器は数多くあったけど、この形「ビオロンチェロ Violoncello」として形が整ったのは1700年ごろ。
チェロの一番低い(一番太い第4弦)音は「C」で、ギターの「E」より3度低い。
カマンチェ Kamanche
カマンチェ(ケマンチェ)は古代ペルシャの楽器。
本体胴の表面音響部は皮張り。Kamanche は「弓」の意味であり、弓奏弦楽器の総称としても使われる名前。