プウォック・フィドル(Plock fiddle / Fidel płocka)は、ポーランドの弓奏弦楽器。
「プウォックのフィドル」という名前の通り、ポーランドのプウォック旧市街で考古学研究の最中に掘り出され発見されたという楽器。16世紀に作られたものだという。
その現物は、ミュージアム(Muzeum Mazowieckim)行きとなり展示物になっているようで、現在のプウォック・フィドルはバイオリン工房で復活させた。
楽器全体は、アルダー(ハンノキの仲間)や白樺でできており、弦は6本。膝に載せて立てた状態で演奏する。
オリジナルのプウォックフィドル にはテールピースは無く、弦はヒモに結び付けられていたようだ。
当時のプウォックフィドルの テール部分