2020年12月6日日曜日

タウス / ディルルバ / エスラジ

 タウス taus

タウス taus を演奏する女性のイラスト
タウスは、パンジャブ州の北インド地域の擦弦楽器。シーク教徒の6番目の教祖である Guru Hargobindによって作られた。
20本ほどのアーチ型金属フレットを備え 孔雀の体と首をデザインしていて 孔雀の本物の羽根も飾られている。 共鳴弦を含めると28-30本の弦が太くて長い木製ネックに張られている。


ディルルバ dilruba

インドの弦楽器、ディルルバ dilruba
ディルバはタウスに由来し、10番目のシーク教徒の Guru Gobind Singh によって作られた。ディルバはタウスのコンパクトバージョンになるように設計されており、シーク教徒の軍隊が馬に乗って運ぶのをより便利にしていいる。


エスラジ esraj

インドの楽器、エスラジ esraj
エスラジはディルバをさらに改良したもの。

(以上は Wikipedia を参照)




弦鳴楽器(弦楽器)
撥弦楽器(はつげんがっき)
リュート属
チター属
ハープ属
擦弦楽器(さつげんがっき)
弓奏楽器(きゅうそうがっき)
リュート属
チター属
打弦楽器(だげんがっき)
弦を振るわせて音を出す楽器が弦鳴楽器(弦楽器)である。弦を振動させるために、弦にエネルギーを与える方法はいろいろあるのだけれど、まず、3つに分けることにしましょう。
(1) 弦をビンビンと弾く(はじく)方法。撥弦楽器。
(2) 弦をギーギーと擦る(こする)方法。擦弦楽器。
(3) 弦をポンポンと叩く(たたく)方法。打弦楽器。
で、ここで紹介しているのは弓奏楽器。「ゆみでかなでるがっき」ということであって、そのままの表現。それって、弦をこするのだから「擦弦楽器」じゃないですかいな。
そうです。その通り。
じゃあ、なぜわざわざ「弓奏楽器」とかいうのかというと、擦弦楽器でも弓を使わない楽器がある。
例えばハーディーガーディーなんかはそうだね。 ハーディガーディ
ハーディガーディは弦を擦って音を出すのだけれども弓を使わない。円盤をクルクル回して弦をこする。つまり擦弦楽器だけれども弓奏楽器ではない、というわけ。